9月21日~30日 子供とお年寄り
数多くの思い出を胸に楽しかった夏休みも終了。こども達はさあ~新学期だゾ~と意気盛んなところを見せています。これまでの開放的だった毎日から、生活のリズムも変わり注意力が散漫になって、ちょっとの油断でいたましい交通事故に結びつき易くなります。
一方、お年寄り方も敬老の日を期して、これまでになく外出の機会が多くなり、老人がよく交通事故にあい易い時期といわれます。
その中で、今年も九月二十一日から三〇日までの十日間、全国一斉に秋の交通安全運動が繰り広げられます。今年のテーマは、
※子供と老人の交通事故防止。
※自転車および原動機付き自転車の安全利用の促進。
※安全運転の確保とシートベルトの着用の推進。
以上、三項目を重点テーマに一億国民総ぐるみで秋の全国交通安全運動が展開されることになっています。我が沖縄県においては昨年の「ナナサンマル」交通区分の変更から一年余。ここにきてやっと交通ルールにも慣れ、落ちつきを見せています。だが、この「慣れきった運転」が「くせ者」となって、ちょっとした油断で大きな事故に結びつくケースがよくあります。
秋の交通安全運動を契機に今一度、初心にかえりドライバーとしての基本的な事項について確認をし「事故のない明るい社会」への第一歩を踏み出しましょう。
ところで、先に嘉手納署がまとめた八月十五日現在、村内における交通事故発生件数は十四件です。その内訳は死亡二人、重傷四人、軽傷八人となっています。これは昨年の発生件数三四件に比べかなりの減少を示しているが、死亡事故などについては倍増の最悪事態となっています。