押すな押すなの大盛況 第二回やちむん慈善市
村社会福祉協議会では、去る九月二十三日午前十時から中央公民館ホールで「第二回やちむん慈善市」を開きにぎわった。
慈善市は座喜味横田屋原在・読谷つぼや焼の金城次郎氏・俊男氏親子・座喜味横田屋原に建築が進められている「やちむんの里」参画者・大嶺実清氏・山田真萬氏・玉元輝政氏・それに金城次郎氏娘婿の宮城智氏の協力によって開かれた。寄せられたやちむんは、雑器類を中心に一千点余り、種類も豊富で大は魚紋を描いた大皿から、小はトックリ、カラカラ、一輪ざしまで十数種がホールいっぱいに並べられていた。
市開きは午前十時、金城次郎氏、山内徳信村社会福祉協議会長のテープカットで開場し、同時に百人近い人がドット会場に入り、先を競って買い求める姿が見られた。中には、青い目の外人さんもわれ先にとやちむんを物色、山と買い求めていた。やちむんの中には、少々のきずもの、愛想よく変型しているのも一部含まれていたが、市価では絶対手にすることの出来ない破格の値段とあって、段ボール箱いっぱいに買い求める人もいた。ことに、五百円から二千円までの品に人気を呼んでいた。
尚、今回の慈善市売り上げ金は「読谷付社会福祉センター」内部備品購入資金の一部にあてられる。
(写真)開場と同時に盛況を呼んだ第二回慈善市。先を競って買い求める人で押すな押すなの大にぎわい。
※写真は原本参照