伊良皆エイサーを発表　第21回全国青年学級大会
　三味・太鼓の独特なリズムにのって勇壮に踊る伊良皆エイサーは定評がある。去る九月二十一日県立糸満青年の家で開かれた第二十一回全国青年学級生大会において、郷土芸能の夕べに伊良皆青年会(松田正巳会長)の総勢六〇名による伊良皆エイサーが紹介され人気を呼んだ。
　エイサーは夏本番を告げる風物詩の一つに数えられるが、舞台の上でのエイサーは盛夏沖縄のイメージを一段と強くするものがあった。スポットライトに照らされ、全身に大きな玉汗をうかべ、エネルギッシュに踊りまくる伊良皆エイサーはまさに勇壮華麗そのもの。群舞する伊良皆青年会の壮麗なエイサーに全国の青年学級生たちは熱烈な拍手を送っていた。
　同大会は、全国の青年学級生が一堂に会し、相互の交流・交歓を図り、沖縄の伝統工芸・芸能について理解を深める。とのねらいで開かれたもので、郷土芸能の夕べには伊良皆エイサーはじめ、多くの郷土芸能が紹介された。