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1979年11月発行 広報よみたん / 3頁

語ろう楽しもう老人クラブ活動座喜味老人クラブが園遊会開く

語ろう楽しもう老人クラブ活動 座喜味老人クラブが園遊会開く
 老人クラブ活動の楽しさをより多くの老人仲間と共に分かち合おう-。と座喜味老人クラブ(山内勝次郎会長)では去る十月十三日午後二時から座喜昧城跡公園内で、第一回園遊会を開きにぎわった。
 この日の園遊会には同区老人クラブの百名近い会員が参加、しかも、四○名余りがはじめての会活動参加者とあって、一段とにぎやかさを増していた。園遊会ではクラブ員による踊り、リオ・イナミの伊波利夫さんの手品・腹話術ありで、にぎやかな午後のひとときを過ごしていた。山内会長はこの日の園遊会の催しにあたって「これまでの老人クラブ活動は参加する人は決まっていた。今同の催しは、出来るだけ多くの会員を参加させ、末端会員の掘り起こしをねらいとしたものです。当初は題してピクニックとしていた。だが会員の中にはピクニックとは何ぞやと戸惑う仲間もいて急遽園遊会に名称を変えた。その中で多くの会員が参加しやすい、会活動の初心に返って、老人クラブ活動の認識を深め合うための園遊会にした」。と話していた。
 この日の園遊会には九十一歳になるおばあさんをはじめ、初めての参加者はほとんどが高齢会員とあって、中には「ウネヒヤ!アンシウムシルヤ」(大変おもしろいネ)と童心に返り、久しぶりに大笑いする老人もいて、にぎやかなひとときを過ごしていた。
 一方、民生委員の曽根美津子さんも席を交え、民生委員と老人と題し「楽しい老後を共々に」と語りかけ、老人仲間から盛大な拍手を受けていた。

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