輪まわしに猛ハッスル -第七回老人運動会-
さわやかな秋風が吹く青空の中、村老人クラブ主催(金城松義会長)第七回村老人運動会が去る十一月十日午前九時三〇分から村民運動広場でにぎやかに開かれた。
この日は爽やか一番、好日和に恵まれ、一千名のオールドパワーの大行進がにぎやかに展開されていた。その中でゲームに踊りに、日頃の練習成果をいかんなく発揮、応援にかけつけた子や孫たちから盛大な拍手を受けていた。また、この日の運動会は本村の今年最後の運動会とあって、約五千名の観衆が広場をうめ「じ~ちゃんガンバレ!ば~ちゃんガンバレ!」とチビッ子たちが盛んな声援を送り、お年寄りたちにとっては最高の日となっていた。
競技は、まずボール送り競争を皮切りに全部で十三種目。ゲームを中心にしたプログラムはすべて笑いと拍手を伴い、競技者、観衆一体となる老人運動会はいつもと変らぬにぎやかな大運動会であった。ことに、ゴールマーミングラセー(輪まわし競争)には猛ハッスル。幼ない頃を思い出してか跳びはねて喜ぶ老人もいて、久々に童心に返り、無心に輪まわしを楽しむお年寄りたちの姿は軽快そのものであった。
一方、老人運動会は七回目を数えるとあって、大会運営は老人たちが自主運営。この日はまさにオールド軍団デーとなっていた。