愛の献血運動に一四二名献血-読谷村商工会-
読谷村商工会(源河朝法会長)では、去る二月二六日午前十時分ら四時まで村役場構内において「愛の献血運動」を展開した。
これは、商工会組織の青年・婦人部が中心になって「愛の献血」ボランティア活動を展開したもの。この日は沖縄赤十字血液センターから献血車「れいご号」が出向き、集団採血を行っていた。献血には一六七名が申し出たが、採血出来たのは一四二名、一人当り、一〇〇ミリリットルの鮮血が採血された。
この日の献血は当初百名を予想していたが、献血思想の普及でかなりの成果をあげることができた。中でも商工会会員をはじめ、その家族、従業員が早朝からかけつけ献血をしていた。また、村役場、中央相互銀行読谷支店、読谷農協、沖縄三協なども全面協力、関係者を喜ばせていた。
「愛の献血運動」の企画について読谷商工会青年・婦人部長の山内昌治さんは「世の中には私たちの愛の献血を待っている方がいかに多い二とか。病いに苦しむ人たちが私たちの健康な鮮血がお役に立てば幸せです。商工会は商いのみの組織活動でなく、こうしたボランティア活動も商工会活動の一つです」。と話していた。