ミニ・ミニ動物園に人気 第四回公民館まつり
「見直そう部落公民館」「育もう青少年」をテーマに第四回読谷村公民館まつりが去る三月一日~二日の両日、中央公民館を主会場に四つの会場で開かれにぎわいました。
今回のまつりは「地域社教育活動の拠点及びコミニュテイセンターとしての地域公民館の役割、重要性を再認識すると共に、青少年の健全育成を日常の実践活動に移すことにより、青少年本来の姿、明るいのびのびと希望に満ちた健康的な青少年を育成しよう」とのねらいで行われたものです。
この日はあいにくの悪天候とあって参観者の姿はまばらでしたが、それでも児童会、地域公民館関係者が朝早くからかけつそれぞれのコーナーを埋めていました。中でも人気の的になったのは”我がふるさとミニミニ旅行”で本村の名所旧跡めぐりは最も人気を呼んでいた。また役場構内においてはミニミニ動物園が開かれ、馬・山羊・豚・うさぎなどの大小の動物を展示されていた。ことに、ここ数年めっきり少なくなりつつある馬は人気の的で、ものめずらしがりやの子供たちは我れ先にと長い馬ヅラに手を触れるなどにぎやか一番だった。一方、読谷山花織実演コーナーは小学校の女の子の人気の的。本村の伝統工芸品を体で触れあい、機を動かすなど女の子らしいところをみせていた。
この日のまつりには村内すべてのグループサークルがそれぞれのコーナーをつくり紹介されていた。中でも、子供劇場の手づくり人形コーナー、園芸趣味の会の花いっぱいコーナー、ボーイスカウト活動展、読谷ハム愛好会の無線通信コーナー、生改グループのふるさと味コーナーなどの触れあい広場が多く子供心に大きな情操の夢を育ませていた。
一方、まつりのメイン会場となった中央公民館ホールでは各種団体の発表、展示即売が催されていた。中でも「はばたけ青少年展」では「読谷村の未来像」「海の開発」をテーマにした児童生徒の作文・想像画などがところ狭ましに展示され、明日の我が村を担う青少年の頼しい清楚な姿がありありと伺えた。
(写真)一時期村内に二千頭余りもいた馬は、今では三〇頭に激減、現代ッ子にとってはものめずらしい動物になりつつある。おとなしいこととあって、この日のまつりではウマヅラに手を触れるなどにぎやかなミニミニ動物園のコーナーになっていた。
※写真は原本参照