読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1980年4月発行 広報よみたん / 11頁

新婚さんいじわる訪問 №1 与那覇睦男、慶子さん夫婦

 広報よみたんでは新しい企画として「新婚さんいじわる訪問」を連載することにした。
 連載第一号は昨年十一月に結婚、只今アッアッのスイトホーム構築中の与那覇睦男さん宅を訪ね、数あるいじわる質問をやってみた。
 新婚さんのプロフィルを紹介すると、夫君の睦男さんは三十一歳の地方公務員。新婦の慶子さんは中央高校で体育の先生という共働きの新婚家庭です。
新居は借家ながらも伊良皆に二人だけの甘い城を築き、毎日が楽しそう。正にアッアッの新婚スイトホームです。
-結婚四ケ月目だそうで、お見合結婚ですか、恋愛結婚ですか
夫君-恋愛結婚です。
新婦-熱烈な恋愛と言ういとまもなくサッとゴールインしちゃったんです。
 お二人の出合いは
夫君-テニスです。テニスがとりもつ縁です。
新婦-この人ッたらとってもへたなの。はずかしい位い。それでいて悪びれず真面目にラケットを握る姿って、とても魅力的でしたワ。
-恋愛から結婚までの歳月は
夫君-約半年かな。
-エ~半年?新幹線並ですネ。
新婦-テニスの時、いつも私とペアを組もうとするのよネ。何かあるな!と直ぐ感じたワ。だって私も年頃でしたもの。
-プロポーズはどちらから?
新婦-ムツオさんヨ(指さす)
-どんなこと言っていた?
新婦-ムツオさんたらすごく情熱的なの。はっきりした記憶がないということは、もう圧倒されちゃって私がボ~としちゃったのネ、きっと。
夫君-善は急げです。(ヘヘエ~とテレる)。
-出合の印象は
夫君-明朗活発な方だと思い、逢った時から、この人と結婚するんだと決めていました。
新婦-どこか他の男性と一風変っているなと思いました。
-そろそろ子供さんでも?
新婦-まだ早いワよネ。ムツオさん。新婚をもっと楽しまなけれやイヤヨ!(いかにもはずかしそう)。
夫君-そうだけど一姫二太郎はほしいよ(真面目に)
-新婚の味をズバリ一言。
お二人-トッテも幸せ。結婚って何んとすばらしいものなんでしょうネ。(記者-中年ながらアテられッぱなし。びんぼうくじを引き赤面することしきり)
-最後に将来の家庭設計について。
お二人-健康で明るい家庭ですネ。(肩を寄せ合う)。
-長い間おじやましました。どうぞスイトホームの持続を……。
記者の目-明朗活発な新婦に対し、何かとおとなしそうな夫君。反面、いざという時の頼もしさは抜群で、凡人にない何かが秘められた感じがした。
 ※連載を予定しています。登場ご希望者はぜひ一報をまたは推せんして下さい。

※写真は原本参照

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