スクールゾーン 午前7時30分~午前8時30分まで 車は全面通行禁止!
交通事故をなくし、明るい社会を築くことは私たちみんなの願いです。近年社会経済のめざましい発展に伴ってモータリーゼーションの進展は著しい。村内のほとんどの家庭で車を保有し、車は私たちの文明社会にとってなくてはならない手となり、足となっています。それゆえに車による悲劇がくり返されていることを忘れてはなりません。
ことに、四月の入学シーズンを前後して子供の交通事故は多発ぎみだといわれます。これは、心を勢ませ登校を急ぎ、また、学校での良い知らせをいち早くお父さん、お母さんに知らせようと急ぐあまりの悲劇はことのほか多いようです。子供たちの『交通事故による悲劇』何としても守らねばなりません。
ところで、車をおもちの皆さん!「スクールゾーン」て知っていますか。スクールゾーンとは「小学校・幼稚園・保育所に通学・通園する児童園児を交通事故から守るために安全な通学、通園路を設定し、車輌の隔離を主軸とする交通規制を進め、交通安全意識の高揚を図るなどの総合的、交通安全対策を実施して明るい地域環境をつくる」。とするのがスクールゾーン設定の主なねらいです。
これを一口ズバリ申し上げると、かわいい子供たちを交通事故から守るため、登校時間帯において通学路(規制区域内)から一斉の車輌の通行を禁止する。ということです。
本村においても四つの小学校区域にスクールゾーンが設定されています。中でも渡慶次小学校・古堅小学校区域は規制対象区域になっています。スクールゾーンでは児童の登校・登園時間帯とされる午前七時一二〇分から八時三〇分まで、一斉の車輌全面通行禁止及び午後五時までは駐車禁止になっています。
設定当所はほとんどのドライバーがルールを遵守していたようですが、最近のスクールゾーン思想はかなり低下しているようです。ことに雨天時は児童を車に乗せ、狭い道をいっそう狭まくし、徒歩で登校する子供たちは危険きわまりない状況のようです。中にはスクールゾーンと大書された標示板をチラッと横目で見ながら、スクールゾーンを通り抜ける無神経な父母もいるとのことです。「交通ルールを守りましよう」と学校の先生方は声を大にして協力を呼びかけています。