6月22日は投票日 投票用紙 衆議院-ピンク 国民調査-みどり 参議員(地方区)-黄 (全国区)-白 よく確かめよう
狂乱物価に明けた八○年代の夜明けは、国政の場においても大きく揺れ動ごいた。
国民だれ一人として予想だにしなかった内閣不信任、そして解散・総選挙とあわただしく動き、まさに波乱万丈に満ち溢れたこの半年である。今度の衆院議員解散による総選挙は、僅か八ケ月という短い任期の中で、腰を落ちつけるいとまもなく総選挙に体当り、まさにぶっつけ本番総選挙夏の陣への突入である。
今年は選挙の当り年となった。去る八日の県議会議員選挙に次ぐ国政選挙だ。有権者の中には「何が何やらさっぱり」「もうたくさん」と嘆く人もちらほら。しかし、ここ一番が踏ん張り時だ。私たち国民に与えられた清き一票、その尊い権利を自ら放棄することはない。
六月二十二日は投票日。参院議員・衆院議員そして最高裁判官の国民審査、通称「トリプル選挙」といわれている。投票者によっては四枚の投票権が与えられ、時として混乱、戸惑いが予想されている。投票場では、それぞれ係員の指示に従い迷うことなく投票しよう。
あなたの「清き一票」それが明日の国政を担う。と思えば「棄権」「白票」は絶対にさけなければならない。投票日はそれぞれの投票場において必らず一票を投じましょう。
トリプル選挙と称される今回の総選挙はかなりの混雑が予想されます。ともあれ、一票を投じたものの、投票用紙への書き誤りで無効票にしては何んにもなりませんネ。私たち国民に与えられた権利です。最大限に活用いたしましよう。
投票場の混雑が予想される中で、今般は上記の投票所を参照しながら順を追って投票道しるべをスコープしてみました。
①受付係
まず、皆さんに配られています投票所入場券を①に提示して下さい。
②名簿対照係
ここでは、皆さんの手持ちの投票入場券がおたくのものであるかどうかを確かめます。
③投票用紙交付係
②での対照を終えたら③に進み、投票入場券と投票用紙とを交換します。ここで交付される投票用紙は「うすいピンク」色は衆議員用です。また、「緑」色は国民審査用です。同時交付になるため、かなり迷うことがあるかと思います。ピンク色は衆議員、緑色は国民審査、投票を前にもう一度確認いたしましょう。④で書き終えたらピンク色は⑤に、緑色は⑥に入れ、⑦に進みましょう。
⑦参議員(地方区)用紙交付
ここでは黄色の投票用紙が交付されます。参議員地方区用ですネ。⑧に進み書いて下きい。書き終えたら⑨の投票箱に投じて、⑩に進んで下さい。
⑩参議員(全国区)用紙交付
ここでは白色の投票用紙が配られます。⑪に進み参議員全国区立候補者の名前を一人だけ書き⑫まで来て投票箱に入れましょう。ここで、今回の選挙投票は無事に済ませることが出来ます。時として四枚も投票券を渡されるとだれでも迷うことがありますネ。投票所に行く前にしっかりと、順序をまちがえないようにいたしましょう。ことに衆議員・国民審査の投票用紙は同時交付となりますので、まちがいのないようにいたしましょう。
あなたが投じた一票が八○年代の国政を左右します。投票は必らずいたしましょう。
尚、この日にどうしても投票所へ行けない方は不在者投票が出来ます。くわしくは村選挙管理委員会にお問い合せ下さい。
※図「衆議院議員総選挙および最高裁判官国民審査並びに参議院議員選挙投票所の設備」、表「村内有権者数(5月28日現在)」は原本参照