井之原児童公園開園　松の小陰に人気呼ぶ
　先に竣工していた井之原児童公園(波平在)の開園式が去る五月二四日午後三時から同児童公園内で開かれました。
　開園式には波平区の児童三八○名はじめ、山内村長、安田助役、知花波平区々長など多数の来賓が参列し、本格的な児童公園の開園を盛大に祝いました。
　式はまず、大きな拍手がかなでる中を山内村長、知花波平区区長それに知念敦児童会代表によるテープカットがあり、そのあと全児童以下参列者全員が緑の木々に囲まれた井之原児童公園内を一周、開園式のよろこびを分ちあいました。
　井之原児童公園は字波平四二四番地の二の小高い丘に位置し、敷地面積は三、一〇〇平方メートルと広い面積をもちます。一帯は緑ゆたかな琉球松が随所に小陰をつくり、格好な子供いこいの広場をなしています。その中で小高い丘を利用してつくられたスベリ台をはじめ、二連ブランコ、木製遊具、安全ブランク、木製ステップ、ラダーなどの遊具が適所に配置されています。また、園路広場はカラー平板敷、そしてみどり濃い芝張り、緑石などがひときわ美しく、まさにそのものズバリ「子供の楽園」として人気を呼んでいます。同事業に係る総事業費は三千万円福地組(福地裕吉代表)によって三月二四日に竣工していたものです。
　尚、もうひとつの児童公園、喜名在の観音堂児童公園も今月中にも開園されます。(すでに竣工)

※図「井之原児童公園の位置」は原本参照