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1980年6月発行 広報よみたん / 7頁

新婚さんいじわる訪問 №3 比嘉宏、京子さん(楚辺)

新婚さんいじわる訪問 №3 比嘉宏、京子さん(楚辺)
 「新婚さんいじわる訪問」今回は五月第二日曜日「母の日」にめでたく挙式、目下新婚満喫中の比嘉宏さん(楚辺)のスイトホームをおじゃまし、数あるいじわる質問をやってみた。まず、新婚さんのプロフィールを紹介すると、夫君は銀行マン。新妻は病院の事務員さんである。新夫の甘いマスクに新妻の良妻賢母な感じはお似合いのカップルだ
=母の日の挙式だったとか
夫君-丁度この日が二人に幸せを呼ぶ日だとのことでした。
新妻-長い結婚生活の中でこの日こそ良い記念の日になるのではないでしょうか。
=お二人の出会いは
夫君-四年前の青年会活動の中で京子を見初めました。
新妻-本土から帰ったばかりでとても寂しかったワ。丁度その時青年祭があって、音楽が好きでしたので青年会でコーラスの指導をしていましたその時、彼が声をかけたの。
=それからどうしたの
新妻-ウ~ン何テいうかしら素敵な彼だと思ったワ
=じゃ~奥さんの一目ボレ?
夫君-正にその通り(微笑)
新妻-イヤ~ダワ~はずかしい(夫君の腕にだきつく)
夫君-京子がタクトを握って指揮するあの姿、あの流れる美声、脳裏に焼きついている
新妻-素敵だと思ったでしょう(相鎚をうち微笑む)
=四年の歳月何かと長いネ
新妻-その間、じっくりと彼を知ることができました。
=恋愛中宏君をどう感じた?
新妻-何事にも積極性があって頼れるッて感じ
=同じ質問宏君
夫君-ひと口に清楚な感じ
=プロポーズはどちらから?
新妻-宏さん(また腕に……)
夫君-いやいや君の方からだったぜ(テレる顔が印象的)
=どんなプロポーズでした
新妻-「そろそろおちつこうじゃないか」ですッテ。そのひと声ジ~ンと乙女心を泣かせちゃッテサ、この人ッたら
夫君-ボクそんなこと言ったかな(おとぼけ作戦)
はじめてのキッスは?
夫君-知り会ってすぐかな
=どこで
夫君-静寂な月夜の浜辺だったネ。月が雲にかくれたとき
新妻-この人すご~く強引なの。静か~に私の肩に手をやりサットね(記者首を??)私もそのつもりでしたので、すんなり受け入れちゃったワ
=それでくちづけの味は?
夫君-何~ンてことなかったネ(その道ベテランかな?)
新妻-イジワル!(つねる)
=子供は何人ほしい
夫君-三名だネ、すぐほしい
新妻-イヤ~ネまだ十日目ヨ
=最後に将来の家庭設計を
夫君-家庭の融和が第一です
新妻-だれもが気軽に入ってこれる家庭、笑顔あふれる家庭を築きたいですネ。

※写真は原本参照

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