読谷村議会議長　就任のあいさつ　伊波栄徳
　議長就任にあたり、一言お礼を申し上げます。
　さる六月二○日第八二回臨時議会におきまして、はからずも議長に当選就任させていただき、その重責と使命の重さを痛感するとともに、微力ながら最善をつくして職務の遂行にまい進いたすべく心を新たにしておるところでございます。
なお、議会運営につきましては、不偏不党、公正無私の立場を堅持し、村民福祉を最優先に運営することをお誓い申し上げる次第でございます。
　わが読谷村は、積極的な諸施策の推進により、村政の発展はまことにめざましいものがありますが、まだその途上にあるだけに、村政の前途には、なお幾多の重要問題が山積している現状であります。したがって、本村議会に対する村民の皆さんのご期待も大きく、議会に課せられた責任も重大なものがあります。
　このときに当り、議会といたしましては、いたずらに摩擦を起こすようなことはもとよりさけなければなりませんが、同時に安易な妥協に陥ることもあってはならないと存じます。理事者とは「近ずかず、離れず」執行機関と議決機関が村政発展のうえにたって、二六○○○余人の村民の信託にこたえる決意でございますので微力ではございますが誠心誠意村民の福祉向上のため精魂を傾ける所存でございますので今後とも格別のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、就任のごあいさつといたします。