「かなづちを返上」免許皆伝 水泳指導者養成講習会
「かなづちを返上」を合言葉に村教育委員会・社会教育課主催による水泳指導者養成講習会が去る六月九日~十八日までの土曜・日曜日を除く八日間、古堅中学校プールで開かれ、それぞれの終了生には水泳指導者としてのお墨付きがおくられた。
今回の水泳教室には三〇名近い方が参加したが、厳しい試練に耐えぬいてきた者は二十三名。それぞれの講習生は当初、自己流泳法または水面に浮くのが精いっぱいのカナヅチ組が多く、指導にあたられた浦崎猛氏(名護高教諭)を泣かせたが、氏の懇切丁寧な指導でめきめき上達。終了前には飛びうおのようにスィスィと泳ぎ切る講習生も見られた。
浦崎氏は「水泳はただ泳ぐだけではダメ。いかに能率よく泳ぎ、疲れない泳ぎ方をするか。がホイントである。基本泳法さえしっかりマスターしておけばあとは努力次第。」と話していた。また、講習生の一人、与久田朝子さん(喜名保育園)は、「これまではカナヅチ組の一人でした。講習会に参加し、基本泳法をマスター。今では二五メートルプールを一気に泳ぎ切ることができます。」とその成果を披露していた。
尚、今回の水泳教室では二三名の終了生に免許皆伝が与えられたが、同メンバーは、これからもグループサークル活動「スイミングクラブ」を結成。毎週火曜日、午後六時三〇分から古中プールで例会を開くという。また、五〇名規模で会員を募るといい、ご希望の方は教育委員会社会教育課まで連絡下さい。
※写真は原本参照