読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1980年8月発行 広報よみたん / 4頁

母と子の相談役 地域で活躍する母子保健推進員 母子保健推進員名簿

母と子の相談役 地域で活動する母子保健推進員
 「母子保健推進委員」というのをご存じでしょうか。本村では、かねて「母子保健推進委員」の制度化をめざして取り組む中去る六月二七日、待望の母子保健推進委員を制度化して結成し、健康な村づくりを推進することになりました。
 聞き慣れない「母子保健推進員」とは、母と子の幸せを願い健康なこどもを生み育てるために、妊産婦や乳幼児のいる家庭を訪問し、妊娠、分娩、育児についての良きアドバイザーになると共に、本村から結核をなくし村民がそろって健康で、明るい生活ができるように-。とするのが制度化の主なねらいです。
 それに伴って、村内地域に二〇名の方を母子保健推進委員に委嘱(下表)し、地域住民の協力を得る中で各々の推進員は活動を始めます。このことは「健康」なことについて、地域のコンセンサスを得ながら役場とのパイプ役となり、住民の立場になって相談を受けることになります。また、相談を受けた事項については秘密厳守を義務づけ他への漏れはまずありません。どうぞご安心の中に各々の地域の推進員に気軽にご相談下さい。
☆母子保健推進員-
 母子保健推進員は、村内に二〇名いますので、誰でも気軽に健康についての相談を受けることができます。
 たとえば、妊婦は妊娠に伴って必要な母子健康手帳の交付に関すること、妊娠中の定期検診に関すること、のほか母子保健に関する心配ごとは何でも気軽に相談することができます。また、思春期を迎えた女子や結婚前の女性、老年期にある女性の相談相手にもなります。お母さんひとりでにどうしても解決できない健康上の問題も母子保健推進員に相談することによっていっきに解決へということもありますよ。
 一方、相談することによって推進員だけで解決できない事項については役場・保健婦をはじめ関係医療機関との橋渡しの役割をも果たします。母子保健推進員の方は、いつでも母子保健相談に訪ずれることをお待ちしています。母子保健推進員についてのくわしいお問い合わせは役場保健衛生課にお問い合わせ下さい。
 なお、役場保健婦室においては左記の事業を行っています併せてご利用下さい。
◎母性相談
 毎月第三水曜日、午後一時半から。村立診療所で。
◎乳児相談
 毎月第四土曜日午後一時半から、村立診療所。
◎母親学級
 年六回、一月、三月、五月、七月、九月、十一月。
 毎週月曜日、午後一時半から
 中央公民館で

※写真「母と子の相談役として制度化した母子保健推進委員」、表「母子保健推進員名簿」は原本参照

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。