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1980年8月発行 広報よみたん / 7頁

新婚さんいじわる訪問 №4 我喜屋良武、恵子さん(大木)

新婚さんいじわる訪問 No.4 我喜屋良武・恵子さん(大木)
 今回は大木出身の我喜屋良武・恵子さんのスイトホームで数あるいじわるインタビューを試みた。新婚さんの横顔は、良武君の肝ッ玉の図太さにびっくり。名物の異名となる「バンザイ男」と知られ彼の声量は九〇フォーン以上だと豪語する。一方、新妻の恵子さんは一見やさしい面持ちの中に開口一番、世界の果てまで話題の豊富な明るい素敵な新妻。新夫二六歳、新妻二四歳の新婚さんだ。
※結婚式はいつでしたか
新夫-三月十五日でした。
新妻-一生に一度の花嫁姿でしよう。感激しちゃった。あの日ッテ最高の嬉びヨ
※恋愛?それともお見合?
新妻-大恋愛、それも熱烈な恋愛ヨ。頼もしかったのよ良武さんは(抱きつく仕様)
新夫-おいおいよせよ!見ているぜ記者の目が
◎記者目を白黒???
※どんな恋愛でした?
新妻-内諸ヨ!誰にもいわないでネ(ヒソヒソ)耳うち?
新夫-ごく普通の恋愛で誰もが経験しているのでは(なぜか油汗をかきもみ消し作戦)
※ファーストキッスはどこで
新妻-どこだったっけ(新夫の横顔みてウフフと笑み)
新夫-残波岬の潮騒を背にし
新妻-暗い所に行くのでおかしいナと思っていました。いよいよ来たるべきものが来たナと思ったワ、女の直感ネ。
※その時の感想をひとつ
新夫-ヤッタ!ついにものにしたッテ感じ(例の九〇フォーンの声量ですか?)
※どちらが先にプロポーズを
二人同時に-どちらからとなくネ(顔を見合せ笑む)
※二人の出会いは?
新夫-職場が同じなのと青年会活動の中で見初めました。
新妻-入社まもなく春闘の真ッ盛りでしてネ。私に赤ハチマキを渡したのがこの人ヨ
※その時の印象をひとつ
新夫-彼女のひとりでもと思っていたら、この子が目に飛び込んだ(もの足りなさそうな言葉に、新妻、私でまずかったワネとチクリ)
新妻-頼もしい方と思ったワ男は顔じゃないンですものネ。(先のお返しとばかりヒヤリ)この人の太い肝ッ玉には泣きもしたし笑いもしたワ
新夫-笑いが多かったのでは?
※奥さん、主人はやさしくしてくれますか
新妻-とってもヨ、図体に似合わずいろいろと気がきいてネ、結婚生活ッて最高だワ
※幸せだなと感じるのはいつ
新夫-二人さし向かいで語りながら夕食をする時かな
新妻-夕食後は二人きりの時間でしょ。夜を撤してジャレ話にふけることが多いですネ
※では、最後の質問、どんな家庭を築きますか
二人-温もりがあり、家族共々に語り合える家庭です。

※写真は原本参照

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