ニューラッキーランドリー 労働大臣表彰 心身障害者雇用促進に顕著な実績
心身障害者雇用促進月間にちなみ、先に開かれた第五同県心身障害者雇用促進大会の席上でニューラッキーランドリー有限会社(名城道善社長)が晴れの労働大臣表彰に輝いた。
同大会は心身障害者にあたたかい職場を-。と九月の月間を通して県民・事業所が一体となって心身障害者の雇用を促進しようとするのが主なねらいである。
晴れの労働大臣表賞を受賞されたニューラッキーランドリー有限会社は比謝国道五八号線沿いにあって、従業員数二〇〇名余りを雇用する大手のクリーニング業者である。同社は主として主婦の雇用拡大と、それと並行して心身者の雇用拡大にも積極的で、現在同社には十六名の心身障害者が元気で働いている。
心身障害者の働く職場は以外と少なく関係者の悩みの種になっている。その中にあって名城社長はじめ経営スタッフは「心障者に夢と希望を育み、汗を流して働くことにより能力を最大限に発揮、活用させよう。」と寛大に身障者の雇用を積極的に受け入れている。一方、雇用されている身障者はそれぞれの持ち場で健常者に追いつき追いこせを合言葉に一心不乱となって働き、中には健常者以上に働く者も多く経営スタッフから感謝されている。
同社は大手のホテル・病院等のクリーニングを一手に請負う村内では最も大手の企業である。雇用者のほとんどが村内出身者とあって、職場環境は家族的な和気あいあいとした働きやすい職場だとか、名城社長は「皆さんが汗を流して懸命に働く姿をみると感謝の念でいっぱいだ。これからも働く婦人の健康管理に努めながら、心身に障害をもつ者の職場の拡大にも大いに力を入れたい。」と話していた。
(写真)-心身障害者雇用に顕著な功績が認められ労働大臣表彰を受賞されたニューラッキーランドリー有限会社・名城道善社長
※写真は原本参照