読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1980年12月発行 広報よみたん / 8頁

老人パワー猛ばくしん 第八回村老人運動会

老人パワー猛ばくしん 第八回村老人運動会
 村老人クラブ連合会(金城松義会長)主催、第八回村老人運動会が去る十一月九日午前九時三〇分から村総合運動広場で開かれた。
 この日は前日の台風余波の小雨模様とはうって変わり、空もカラリと晴れあがる絶好のスポーツ日和に恵まれた。その中を老人クラブ員一八○○名はじめ、子や孫等約五〇〇〇人がかけつけ、本村での今年最後の運動会を心ゆくまで楽しんだ。中には開会一時間前からグラウンドに姿を見せ、グラウンドコンディションを気づかうハリキりじいさんもいて、開会式三〇分前にはほぼ全クラブ員が出そろうなど時間厳守のお年奇りたちは心もうきうき。
 村老人クラブの運動会は今年で八回目を数えるとあって、競技の運営もほとんどが老人たちの手によって進められていた。
 競技はボール運び競争を皮切りに校区別による踊り、ゲートボール競争など全部で十一種目。お年寄りの運動会とあって、ゲーム中心の競技編成になり、応援にかけつけた子や孫たちからは笑いあり、拍手ありでなごやかさ一番をみせていた。
 中でも輪まわし及びまりつき競争では童心に早変り。無心にゲームに熱中する姿に会場から万雷な拍手が沸き立っていた。
 村老人クラブの連動会は「村内の老人が運動を通して健康の保持と生きがいと社会活動への参加意欲を高めると共に、一般村民が老人に対し深い理解と関心の高揚を図り、併せて老人福祉の増進に資すること。」を目的として毎年開かれている恒例の行事のひとつである。
 恒例の村老人運動会。秋晴れにめぐまれ一八○○の会員は猛ハッスル。この日ばかりは日頃の雑念を忘れ、ゲームに熱中。

※写真は原本参照

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