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1981年2月発行 広報よみたん / 8頁

役場内に現金自動支払機設置-沖縄相互銀行-

役場内に現金自動支払機設置-沖縄相互銀行-
 繁雑な現代社会にあって、待ち時間十数秒で四〇万円までの現金が手軽に引き出せる-。という何んと便利な機械が役場庁舎内に設置され利用者から喜ばれています。
 この便利な機械「現金自動支払機」と呼ばれ沖縄相互銀行によって設置されました。現金自動支払機の利用は沖縄相互銀行発行のキャッシュカードを所有している者に限り利用することができるといわれます。
 同機は去る一月二〇日から作動開始されました。それに先だって同日午前九時から古謝其秀沖縄相互銀行頭取、山内徳信村長によるテープカットでもって現金自動支払機による業務は開始されました。同時に、預金引き出し一番手には池原恒徳収入役がキャッシュカードをポンと挿入し、ボタンをピッ!ピッ!と押すとわずか数秒間で現金がス~ッと手元に。何んと便利な「現金自動支払機」の出現に当の池原収入役、目を白黒する一幕も見られました。
 沖縄相互銀行関係者の話によると、同機を利用するにはまず同銀行に普通預金口座を設け、キャッシュカードを所持しなければなりません。預金残高によって最高四〇万円まで引き出し出来る仕組みになっているとのことです。同カードを所有することによって同系銀行の現金自動支払機であれば、どこでも利用出来るという便利なもので、大金を持ち歩くことなく買物を楽しめることが出来るというものです。まずはキャッシュカードの所有が先だといえます。

※写真は原本参照

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