読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1981年2月発行 広報よみたん / 12頁

ワァすごい!ジャンボトックリヤシを寄贈仲川英福氏(嘉手納町出身)

ワァ~すごい! ジャンボトックリヤシを寄贈 仲川英福氏(嘉手納町出身)
 村総合福祉センター中庭に時価三〇万円相当のジャンボトックリヤシ四本(百二〇万円)が植栽され、訪れる村民は「ワーすごい!」を連発、緑少ない村総合福祉センターにあって、ひときわ目立つ存在になっています。
 トックリヤシは樹齢十数年、樹径一・三メートル、樹高二・五メートルという超ジャンボなものです。このジャンボトックリヤシは仲川英福氏(嘉手納町出身)から寄贈されたものです。仲川氏は観賞用植物の植栽を趣味とし、中でもトックリヤシは百数十本もち自慢の種だといいます。その中から、とくに美観にすぐれたトックリヤシを村総合福祉センターに寄贈したものです。
 仲川氏は先の読谷まつりで村総合社会福祉センターを見学し、その威容に感動。ことに琉球文化の象徴と目される赤瓦屋根に心をうたれ、また、シーサー、石垣積みなど、今昔一体調和のとれた村総合福祉センターに感動したとのこと。その中で、二十一世紀に夢と希望を育み、はばたき立つ読谷村に記念となる品をと思い、自己所有のジャンボトックリヤシの寄贈を申し出たものです。
 今では村総合福祉センターに力強く根付き、シーサーを取りまくかのように植栽されたジャンボトックリヤシは、数少ない緑の中にあってひときわ目につき、訪れる村民の目をなごませています。
 (写真)-ャンボトックリヤシを寄贈した仲川氏。緑少ない施設周辺にあってひときわ目だつ存在になっています。

※写真は原本参照

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