転出・転入の届けはお忘れなく
三月、四月は一年のうちで特に引っ越しの多い時期といえましょう。親元に住んでいた人が大学に入学したり、就職したりして親元を離れ、下宿や寮に住む場合、あるいは転勤などで住所を移す時は、必ず転出届を提出してください。
またそれと同時に、転入した日から十四日以内に、新しい住所のある市区町村の役場に、転出証明書を添えて転入届を忘れずに出してください。
同じ村内で住所を移した時は転居届を、世帯主が変わった場合は世帯主変更届をお忘れなく。
役場には、住民基本台帳という住民の皆さんの住所などを記載した公簿が備えてあります。この住民基本台帳に基づいて、選挙人名簿を作成したり、印鑑の登録を受け付けたり、あるいは国民年金や児童手当の支給や予防接種を行うなど、私たちの暮らしに密着した事務を行っています。この大切な住民基本台帳が正確であるためには、ぜひとも正しい届け出が必要なのです。