読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1981年3月発行 広報よみたん / 7頁

くらしの中の省エネ ムダな電気こまめに消そう

くらしの中の省エネ ムダな電気こまめに消そう
 資源は有限なり、限りある資源を大切にしよう二月の国内省エネルギー月間にちなみ、去る二月二〇日から二十二日までの三日間、村総合福祉センター二階ホールで「省資源・省エネルギー展」が開かれました。これは「あなたの創意工夫でエネルギーを節約しよう」-をメインテーマに沖縄県・読谷村の共催で開かれたもので、期間中村内外から多数が参観し、省エネルギーへの認識をあらたにいたしました。
 省エネ展は「暮らしの中の省エネルギーコーナー」「リフォームコーナー」「ソーラーシステムの展ホコーナー」など十コーナーに分かれ、ホールいっぱいに展示されていました。その中を多くの参観者がかけつけ、それぞれのコーナーは大きくにぎわっていました。
 展示会は、沖縄児は主としてパネル展示でもって省エネルギーを呼びかけました。一方、読谷村側は暮らしの中の省エネと題し「薬草コーナー」「ふる里の味コーナー」がにぎわっていました。なかでも、大湾竹さん(渡具知)の「ひな人形」と波平カメさん(座喜味)の「衣食住コーナー」は盛況を呼んでいました。
 大湾竹コーナーは新聞おり込みのチラシや商品包装紙をたくみに使い分け、三月ひな人形をこぎれいよくつくりあげていました。ひな人形は、子供たちの人気を呼び、団体見学の読谷小学校の良い子たちは「ワァーきれい」を連発。ジーと見入る女の子でにぎわっていました。また波平カメさんの衣食住コーナーは「すてようか?まてヨ!何かに再利用出来るのでは?」-と生活の知恵を編み出し、廃品を再利用しての生活用品をズラリ展示し、参観者の注目をあつめていました。
 (写真)省エネ時代、あなたの周辺にムダなことはありませんか。ポンとチリ箱へ、もう一度取り出し再利用を考えましょう。-省エネルギー展から。

※写真は原本参照

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