四月二六日は「さとうきびの日」です
四〇日余りにわたる今期さとうきび搬入作業は四月十六日無事終了しました。不作が伝えられたなかでの今期さとうきび収穫、その実積はかなりきびしいものでした。なかでも、読谷飛行場地域、楚辺黙認耕作地域は極端に悪く、きび作農家は痛烈なパンチを受けました。
不作のなかにあって、収穫を終えたそれぞれのきび作農家は休むいとまもなく、来期への増収を期待し、中耕、除草、施肥、などの肥培答理に汗を流す毎日です。
ところで、四月の第四日曜日何の日だか知っていますか。そうです「さとうきびの日」です。これは、食糧問題に端を発して農業の重要性があらたに見直されつつあるなかで、沖縄の振興発展の方向のひとつとして、農業振興に期待する県民的合意の高まるなかで実施されている単業のひとつです。こうしたなかで、農業関係者をはじめ、すべての県民が沖縄農業の重要な地位と役割を果たしているさとうきびの栽倍及び肥培管理等の農作業に参加することにより、さとうきびが我が国の甘味資源として、かけがえのない重要なものであることの認識を深め、さらには、農家自ら働くよろこび、その役割について自覚し、すべての県民が一体となって、さとうきび作りに対する取組みの強化を目的としています。
この日は、たとえ自家にさとうきび畑はなくとも、村民ひとりひとりが畑という畑に出向き畦の草苅りなどに汗を流して一日農家となって、農作業への働くよろこびを分ちあいたいものです。