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不安におびえきっている。児童生徒の生命と学習権、村民の生命と財産を脅かすパラシュート落下演習は何がなんでも即時撤去させねばならない。常識が通用しない米軍と闘っている以上、私たちは不退転の決意で闘いを強めなければならない。」と鋭い口調であいさつされた。ひきつづき、古堅小学校父母代表、地域住民代表などが演壇にたち、満面怒りに燃え、つぎつぎと決意表明を行った。
一方、米軍落下傘演習場撤去要求実行委員会は、二十三日から二十五日までの三日間、那覇防衛施設局玄関に座り込み、演習場の即時撤去と事故に対する厳重な抗議行動を展開した。
尚、米軍は村民感情を逆なでするが如く、その後も沖縄県警機動隊がガードするなかで落下傘降下演習を続行、演習中止の意志はいささかもない。一方、米軍落下傘演習場撤去要求実行委員会は強力な抗議行動の展開を確約、即時演習場撤去まで闘う決意をあらたにした。
”広報よみたん”では恐怖におびえる古堅小学校児童に事故当時のことを作文につづってもらった。以下児童たちの作文を紹介します。