読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1981年6月発行 広報よみたん / 5頁

老人いこいの広場に本格的なゲートボール場でゲームに猛ハッスル 波平老人クラブ

波平老人クラブ 老人いこいの広場に 本格的なゲートボール場でゲームに猛ハッスル
 老人スポーツとして人気を呼ぶゲートボールは、村内各老人クラブにおいて専用のゲートボール場をつくり、ますます盛んになっている。
 ここ(写真)波平老人クラブでも本格的なゲートボール場を二面もち、老人パワー意気盛んなところをみせている。しかも村内では最大級の本格的なゲートボール場とあって、毎日六○名のゲートボール仲間がステックを片手に木製のボールを追い、はつらつ老人パワーぶりを発揮している。
 波平老人クラブのゲートボール場は波平アガリジョーのアシビナー近くにあって、面積は六○○坪の広さをもつ。敷地は波平出身の島田祐光さん(那覇在)が「お年寄りのためなら」と無償(借地)で提供、老人たちを喜ばせた。
 一方、ゲートボール場づくりには宇根産業(喜名在)が格安で請負、老人たちから感謝された。ゲートボール場は排水の便を良くするため、地下にビニールパイプを敷設し、雨あがりでもすぐ使える本格的なもの。併せて観覧用ベンチも設置されるなど、老人いこいの広場になっている。
 ゲートボール仲間は毎日午後二時ごろからステックをもって集まる。グループごと日没まで五回ゲームを楽しむという。なかには、午前中は庭先でステックを振りまわし体調を整える老人もいるとのこと。
 最高齢者の比嘉自作さん(八○歳)もその一人だという。毎日欠かさずゲートボール場に姿をみせ、仲間とともに元気にステックを振りまわし、ゲームを楽しんでいる比嘉自作さん。「おかげで若返ったワイ!ワッハッハ」と豪快に笑い意気さかんなところをみせていた。

※写真「日没までゲートボールを楽しむ波平老人クラブ」は原本参照

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