四名採用に一二五名が受検-役場職員採用試験-
村役場は昭和五六年度職員採用試験を五月十九日~二○日の両日村総合福祉センターで行いました。
受験者は一般事務職、技術職に合わせて一二五名が受検し、採用予定人員が四名であることから、かなり狭き門になりました。
昨今の社会状況に反映して民間企業では求人を手控えて対応している事業所も多く、役場職員採用試験にはこれまでになく多くの受験生が殺到しました。ちなみに一般事務職には二名採用予定人員に対し一○八名が応募、じつに五四倍という競争率になりました。それぞれの受験生は「ぜひ合格を」と真剣な表情で所定の試験問題に取り組んでいました。
県内の経済不況は相変わらず根強いものがあります。県内の就職倍率は三月現在で六倍、完全失業者は六・六%を推移し、全国の失業率二・五%からしていかに県内における就職事業が極悪であるかが伺えます。
今度の採用試験から身体障害者の方にも大きく門戸が開かれ、八名の身障者が受験されていました。
※写真「村職員採用試験会場」は原本参照