仕事をしたい寡婦等のみなさんへ 就職先の紹介 技術訓練などを行っています
病気や不慮の事故で夫に先立たれたり、配偶者と離別し、幼い子供などをかかえて、仕事に就くことを望んでいる婦人(寡婦等)を対象に、労働省では、職業相談・職業紹介・職業訓練などの就業援助を行っています。いままで働いた経験のない方、長い間仕事から離れて家庭にいた方、別の仕事に変わる必要のある方、技能資格などを身につけたい万1はぜひご利用ください。
▽公共職業安定所の職業相談・紹介
専門の職業相談員が、就職についてのきめ細かな相談、指導を行い、希望や適性に合った職場の紹介を行っています。
▽公共職業訓練
仕事に就く前に技能を身につける必要があると公共職業安定所が認めた場合には、公共職業訓練施設等において職業訓練を受けることができます。
訓練期間は六か月から一年(委託訓練の場合は三か月程度)で、科目は家政科、経理事務課、などがあります。
費用は無料で、所得が一定額以下の方には訓練期間中、訓練手当(平均月額九万四千五百八十円)が支給されます。
▽職場適応訓練
就職する前に、仕事や職場環境に慣れる必要があると公共職業安定所が認めた場合、事業所内で訓練が受けられます。
期間は六カ月で、費用は無料です。なお所得が一定額以下の方には期間中、訓練手当(前記同額)が支給されます。
▽婦人就業援助施設の就業相談・技術講習
就業の相談だけでなく、生活上の相談にも応じます。
また、仕事に必要な技術や知識を二~三週間で身につけるための技術講習を行っています。
講習種目はタイプ、経理事務、和裁などがあります。
講習料は無料で、所得が一定額以下の方には講習期間中の交通費(実費。一往復千円まで)と受講諸費(一日四百七十円)が支給されます。
▽内職相談施設の内職あっせん
家庭外で働くことが困難な方のために、内職に関する相談、技術指導等を行っています。
詳しくは、最寄りの公共職業安定所、婦人就業援助施設または内職相談施設へお尋ねください。