読谷山花織に新たな息吹き 十七名が名織子めざす
本村の伝統工芸産品「読谷山花織」のプロフェッショナルをめざし、第五回読谷山花織後継者育成講習会の開講式が去る九月一日中央公民館ホールで開かれました。
開講式には「村の伝統工芸を正しく継承しよう」と決意を新たにした十七名の受講生をはじめ、山内徳信村長、池原ケイ子読谷山花織事業共同組合理事長など、多くの関係者が出席して開かれました。
読谷山花織は、村の伝統工芸産品として位置づけられ、全国的にその名は知られるようになりました。だが近年、需要の増大にともない、生産量は追いつかない傾向にあり、読谷山花織の里、産地としては依然として花織従事者は不足のようです。
読谷山花織後継者育成講習会は、こうした実情にかんがみ、後継者に対して図案の作成・染色の特技・製作織等の基本技術の研修会を実施して習得をさせ、読谷山花織の織子として養成し、読谷山花織を地域の産業として発展させることを目的として開