老人に生きがいを 豊かな経験と技術をあなたの会社に生かそう
県高齢者能力活用推進協議会は、お年寄りの技能と経験を役立たせるための事業「高齢者能力活用推進事業」を進めています。
これは、地域の高齢者に対してその希望に応じ、能力を活用する機会を与え、高齢者の技能と経験を役立たせることによって高齢者の生きがいを高め、高齢者に健康で明るい生活を送らせようとの目的で開かれているものです。この事業を推進するために県高齢者無料職業紹介所内に「高齢者能力活用推進協議会」を置いて、お年寄りの相談を受けています。この事業の対象者は、六五歳以上の高齢者及び高齢者の技能経験を活用しようとする事業体となっています。
読谷村社会福祉協議会でも、仕事をしたいというお年寄りが多いなかで、去る九月十四日午後二時から村総合社会福祉センターにおいて高齢者就労懇談会が開かれました。懇談会には各字老人クラブ会長、民生委員が出席し、県社会福祉協議会の係員を交え「もてる能力を生かして社会参加をしょう」とお年寄りたちは実情を訴えていました。また、懇談会の席上それぞれのお年寄りたちは「社会参加をすることにより老人の生きがいをつかみたい」「働けるうちはうんと働かないと老化を早めるだけ」「老人呼ばわりにはまだ早やすぎる」などと、活発な意見が飛びかっていました。
尚、六五歳以上の老人で仕事をしたいとする方、また、老人を雇用してもよいとする事業所は「高齢者能力活用推進協議会」までご連絡下さい。
電話・〇九八八(68)-一四四一
※写真「老人の就労について真剣に懇談会が開かれた」は原本参照