赤い羽根 あなたのやさしさを胸にしるしましょう
小さな愛のわかる人……そうです……あなたです。今年もさわやかな秋風にのって「赤い羽根共同募金」のシーズンがやってきました。
「赤い羽根で社会福祉活動に参加しよう」-。この運動は、みんなが少しづつお金を出し合うことによって、みんなが幸せな毎日を送れるようにとの願いを託し、また、福祉施設を充実させよう。とのねらいで全国一斉に十月一日から三十一日までの一ヶ月間にわたり実施されます。
共同募金運動は、県共同募金会が音頭をとって行いますが、本村においては村社会福祉協議会が中心になり、村民の善意の募金活動を広く展開します。これらの村民から寄せられた善意は、一応県募金会に納付されますが、そのほとんどは村社会福祉事業充実の基金として配分されてきます。村社会福祉協議会では、その配分金でもって、子供あそび場への遊具の設置補助など多種多様にわたり、福祉事業充実のために役立てられています。
ところで、昨年村内における赤い羽根共同募金活動の実績は目標額をはるかに突破し、村民から寄せられた善意は三七一万四千円にも達し、共同募金活動に対する村民の理解の深さが伺えました。また、村社会福祉協議会への配分金も二四三万六千円になり、その配分金でもってひとりぐらし老人激励会、老人友愛訪問給食サービス、母子会ピクニックなど、村民福祉の充実のため役立てられました。
このように、赤い羽根共同募金は、地域社会の福祉の充実に役立てられています。こうしたなかで、今年の共同募金目標額を四〇〇万円とし、戸別、職域、学校などにおいて広い範囲において募金活動を展開いたします。
社会福祉へのシンボル”赤い羽根”はたとえ小さくとも、みんなが小さな力を寄せあえば、大きな福祉の力となって、恵まれない人たちに心のさわやかさを与えることができます。
村社会福祉協議会では、村民の心あたたまる善意を呼びかけています。あなたの胸にもどうぞ”赤い羽根”をひとつおつけ下さい。社会福祉のシンボルを。