丈夫な赤ちゃんを生むために 母子保健強調月間10月1日~31日
丈夫で健康な赤ちゃんを望むのは、だれにも共通のこと。丈夫な赤ちゃんを産むため、これからお母さんになる方がたは、次のことを心がけて下さい。
①妊娠したと思ったら、早めに医師の診察を受けましょう。
②妊娠を隠さないこと。とくに産科以外の診察を受けるときは、妊娠していることを必ず医師に告げましょう。
③十分な休養をとり、よく眠りましょう。
④適度な運動を心がけましょう。激しい運動や過労はいけませんが運動不足も禁物です。散歩などで体を動かしましょう。
⑤毎日の食事は生まれてくる赤ちゃんのことを考え、タンパク質やカルシウム、鉄分、ビタミンをたくさん含んだ食品を十分とりましょう。また、妊娠すると便秘がちになります。繊維質の野菜などを多く食べるようにしましよう。
⑥胃腸薬やかぜ薬など、薬を飲む必要があると思われるときは、医師に相談しましょう。
* *
妊娠中はささいなことでイライラしたり、急に不安になったりします。心配ごとがあるときは一人で悩まずに、保健婦や母子保健推進員に相談してください。
また、お母さんと胎児や赤ちゃんの健康を守るために、次のような健康診査や助成を行っています。恥ずかしいとか、面倒だなどとおっしゃらずに、どしどし利用してください。
〔健康診査〕▼妊産婦健康診査(保健所または委託を受けた病院・診療所で受けられます)▼先天性代謝異常等検査(各医療機関で受けられます)▼乳幼児健康診査(保健所または委託を受けた病院・診療所で受けられます)▼1歳6か月児健康診査(母子保健センター、市町村保健センターなどで受けられます)▼3歳児健康診査(保健所で受けられます)
〔助成など〕▼妊娠中毒症等療養援護事業(保健所が窓口です)▼助産施設への入所措置(福祉事務所が窓口です)
このほか未熟児養育医療など、未熟児や身体に障害のある児童、慢性疾患にかかっている児童に対する医療助成もあります。
※写真「たくましく育ってほしい」は原本参照