読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1981年10月発行 広報よみたん / 12頁

12月操業をめざし工事は急ピッチ-沖縄ハム読谷工場-

12月操業めざし工事は急ピッチ-沖縄ハム読谷工場-
 名護市に本社をもつ株式会社沖縄ハム(長濱徳松代表取締役)は座喜味ウトンガー原一帯に工場用地を求め、沖縄ハム読谷第二工場の建設を進めています。工事は順調に進み、十二月の操業をめざし、急ピッチで工事は進められています。
 同工場の敷地面積は一万四千坪です。建物面積は七六〇坪で、投資総額は四億八千五百万円を予定しています。
 読谷第二工場は国道五八号線沿、アロハゴルフ場に隣接します。緑濃い松林に囲まれ、工場立地としては好条件下にあります。一帯は渡ケ次区の字有地がほとんどで、数年前から工場進出の計画を進めていました。同工場は、総合食肉加工を主体に他には惣菜食品の加工も予定しています。
 初年時の年商は約七億円を予定し、軌道にのる三年次からは十二億の年商計画をもっています。また、従業者数は初年次は七〇名規模でスタートし、三年次で一三〇人まで規模拡大してフル操業に入る計画です。同工場の進出は本村での雇用拡大にも大きな期待を寄せられ、はやくも操業開始がまたれています。
 沖縄ハムは昭和五二年名護市に本社を設立しました。現在、年商十二億円の生産実績で、県内では大手の食肉加工企業体だといわれています。

※写真「建築中の沖縄ハム読谷工場」は原本参照

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