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1981年11月発行 広報よみたん / 15頁

第16回夏季体育大会 総合優勝は喜名2位波平3位楚辺 第34回陸上競技大会 男子は楚辺が九年ぶり六度目女子は波平が二年連続優勝 優秀選手・体育功労者を表彰 第34回陸上競技大会成績一覧表(1位のみ)

第16回夏季体育大会 総合優勝は喜名2位波平3位楚辺 第34回陸上競技大会 男子は楚辺が九年ぶり六度目 女子は波平が二年連続優勝
 カラリと晴れわたる秋空の下で、第三四回村陸上競技大会(読体協・大湾稔会長)が去る十月十一日午前九時から村運動広場で行われました。
 この日は雲ひとつない絶好のスポーツ日和にめぐまれ、それぞれの選手たちは持てる力と技を充分に発揮し、好記録が続出しました。
 大会には各字とも応援団多数を繰り出しドラ・大鼓を打ち鳴らして声援、場内の約七千人の大観衆はそれぞれ代表選手の一走一投一跳ごとに大声援を送っていました。
 競技は開会式のあと、一般男子一○○メートル予選を皮切りに、トラック競技の部に二六種目、フィルド競技の部に十七種目、全四三種目に熱戦の火ぶたが切られました。それぞれの代表選手は、各字の期待を一身に担って出場し、持てる力と技を充分に競いあいました。その結果、七種目に大会新記録を樹立したほか、数多くの種目に好記録が続出いたしました。
 競技は西の遠方にまっ赤な夕陽がなびくころ、全競技種目を終了し、そのあと閉会式に移りました。成績発表の結果、男子は楚辺チームが九年ぶり六度目の優勝を飾り、二位は波平チーム、三位は喜名チームでした。また、女子の部では波平チームが圧倒的な強さをみせ、二年連続十度目の優勝を飾り、以下二位は楚辺チーム、三位は喜名チームが上位入賞を果たしました。
 引きつづき、第十六回夏季体育大会成績発表、表彰に移り、総合優勝は野球など四種目に優勝し、他種目でもコンスタントに得点を重ねた喜名チームが他字を悠然とリード、独走態勢のまま三年ぶり二度目の優勝を飾りました。上位入賞のチームは二位は波平チーム、三位は楚辺チーム、四位は渡ケ次チーム、五位は高志保チーム、六位は長浜チームでした。

優秀選手・体育功労者を表彰
 第十六回夏季体育大会の総本山である陸上競技大会は空前の盛り上がりのなかで静かに幕を閉じました。ことしも各種競技に多くのヒーローたちが誕生したなかで、往年の名選手たちも若い力にまじって、持てる力を充分に発揮し競技を盛り上げました。村体協では各種競技の、優勝チームを表彰し、その栄誉を称えました。
 また、陸上競技大会午前の部の終了を待って、往年名選手として活躍された優秀選手七名を表彰したほか、大会競技に縁の下の力持として活躍された八名の競技役員も表彰されました。受賞者は次の方々です。
※優秀選手(敬称略)
 宮平良晃(喜名)伊礼博子(喜名)伊波英一(楚辺)比嘉誠勇(楚辺)山内柳助(長浜)比嘉達子(高志保)知花律子(波平)
※体育功労者(敬称略)
 安田慶造(前村体育協会長・渡ヶ次)長浜真玄(喜名)照屋幸吉(瀬名波)上地正一(波平)野村静英(大木)大湾至(渡具知)知花博(宇座)松田和夫(伊良皆)

※写真「天候にもめぐまれ好記録が続出した第34回陸上競技大会」、表「第34回陸上競技大会成績一覧表(1位のみ)」は原本参照

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