ふる里の民話を聞こう集い -渡ケ次小学校-
ふる里の民話を聞くなかで読書熱を高め行こう-渡ケ次小学校(玉城吉雄校長)では、去る十一月十日
午前十時から同校体育館において「ふる里の民話を聞こう」の集いが開かれました。これは読書月間にちなんで、ふる里の民話を聞くことによって読書熱とふる里の良さを深めて行こうと、一石二鳥の効果をねらいとして毎年開かれている恒例の行事です。
この日のふる里民話を話す人には渡ケ次出身の神谷乗敏翁を招き、約四〇分間にわたって琉球むかし話を熱心に聴きました。むかし話は「りゅうぐうへ行った男」など他二話で、神谷翁は時折り片言の方言やジェスチャーを交え、わかりやすくむかし話を話していました。七六〇名の全児童等は、民話が始まると館内はシーンと静まり返り、身をのり出して熱心に聴き入っていました。
一方、民話を話す舞台効果も抜群で、村立歴史民俗資料館から民具を借用して随所に配置するなど、にわかミニ資料館も体育館内につくられていました。
※写真「神谷乗敏翁からふる里昔話を聞く」は原本参照