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1981年12月発行 広報よみたん / 12頁

金・百万円を寄贈村育英会に 知花考順翁(波平出身)

金・百万円を寄贈 村育英会に 知花考順翁(波平出身)
 「子弟の教育のために役立ててほしい」と字波平出身の知花孝順翁(七五歳)は、去る十一月三〇日村役場を訪ずれ村育英会に金・百万円を贈られました。
 知花翁は現在、宜野湾市志真志一二四の一番地にお住まいですが、戦前、本村の育英会から奨学資金の援助を受けて沖縄師範学校を卒業され、その後、北部を中心に長い教べん生活にありました。村育英会への多額の寄付は「以前から考えていました。戦前奨学資金の援助を受けたその時のお礼と、これからの後輩たちの勉学に少しでも役立てればと思い寄付を考えました」と知花翁は話していました。こうした多額の寄付に山内徳信村長は「子弟の教育のために役立てます。」とお礼のことばを語られていました。

※写真「後輩のために役立てほしい金100万円寄付の」は原本参照

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