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1982年2月発行 広報よみたん / 3頁

羽撃けヤング はばたけ若人 熱気に満る第十八回村成人式

羽撃けヤングはばたけ若人 熱気に満る第十八回村成人式
 一月十五日は成人の日。成人の日は、二〇歳を迎えられた若人が大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうと希望に燃える青年たちを祝い、励ます日です。
 ことし本村では四八三名が成人式を迎え、晴れて大人の仲間入りをいたしました。村役場では、これら成人者の門出を祝う第十八回村成人式を去る一月十五日午後二時から村総合福祉センターで開き、成人者を激励いたしました。
 成人式には、美しい日本髪がよく似合うきらびやかな振り袖姿の淑女や、新調の背広をピシッと決めた若い神士たちが胸をときめかせて成人式に参加していました。それぞれの成人者は大人社会へのパスポートを手にし、未知の可能性への挑戦ラインとあって、式典に臨む姿はちょっぴり緊張しきっていました。
 式典は、まず安田助役の開式のことばのあと山内徳信村長から式辞がありました。山内村長は「青年はいつの時代においても、志は高く、理想実現のために純粋な気持で、ひたむきに進み、その汗とどろにまみれている努力の姿こそ、人間として最も美しいもの。視野は広く、実践はたくましく、地域社会のため、ひいては日本の、いや世界の発展のために、人間を大事にし、平和を愛する青年として活躍していただきたい。」と式辞を語りました。
 また、伊波栄徳村議会議長、新崎盛繁教育長、上地武昭読青協会長、松田政弘沖青協会長からも祝辞があり、成人者を激励いたしました。そのあと成人者全員に記念品を贈り、二〇歳の門出を祝いました。一方、成人者はマイクを片手に二〇歳の決意を披露、なかには「恋人求めます」と自己売込みに懸命な成人者もいて和気あいあいとした成人式になりました。また、成人者を代表し比嘉安彦さん(波平)山内畦子さん(都屋)が「りっぱな社会人としてはばたきます。これからもご指導をよろしくお願いいたします。」と力強い答辞がありました。
 第二部のアトラクションでは、読青協、子供会、婦人会の余興もあり、また、紅白のマンジューをついばみながら、楽しい成人式のひとときを過ごしました。

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