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1982年2月発行 広報よみたん / 5頁

成人病を真剣に考えよう死因別のワーストスリーです

成人病を真剣に考えよう 死因別のワーストスリーです
 脳卒中、ガン、心臓病による心疾患は死亡原因別のワーストスリーを成しています。こうした成人病に対する関心の高まりのなかで成人病予防週間が去る二月一日から一週間実施されました。期間中成人病に対する正しい知識の普及、定期健診の認識の普及など成人病予防に関する各種行事が開かれました。
 ところで、成人病の原因はというと、数ある要因のなかで、栄養のとりすぎからくる肥満体はくせものだとよくいわれています。栄養のとりすぎは成人病の”元凶”といわれ、糖尿病や高血圧、心臓病などの成人病に深い係わりがあるといわれています。ことにカロリーのとりすぎによる肥満はいろいろな病気の原因になるようです。
 身長一メートル五五センチの人の標準的な体重は、約五〇㎏です。これが六〇㎏あったとすると、その人はいつも十㎏の荷物を背負って歩いているのと同じことになるようです。心臓は、それだけ無理をして働いていることになります。
 肥満を解消するには、食べすぎないようにするか、とりすぎたカロリーを運動によって消耗することが大事です。ちょとした体操を毎日時間をきめて行うとか、できるだけ体を動かすようにしたいものです。もちろん、栄養のバランスがとれた食事を心がけることはいうまでもありません。

※写真「成人病・定期健康検査は必ず受けましょう」は原本参照

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