読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1982年2月発行 広報よみたん / 5頁

節分オニはそと、フクはうち 豆まきに大はしゃぎ

節分 オニはそと、フクはうち 豆まきに大はしゃぎ
 「オニは~そと、ふくは~うち~」二月三日は節分の日でした。この日、村内の保育園や幼稚園では元気のよいチビッ子たちが声を高くして「おにはそとふくはうち」と豆をまき、節分をたのしみました。
 ここ(写真)わかたけ保育園(比嘉良公園長)でも九〇名の全園児が中庭に出て豆まきをして節分をたのしみました。園児たちは、前の日に自分たちで作ったオニの面をかぶり、大きな声を出して豆をまいていました。お面は紙袋に鼻、大きな口、それにかわいらしい角をつけ、そのまわりにはモジャモジャの髪の毛を生やした色彩ゆたかなかわいいオニさん。そのお面をかぶって「オニだぞー」「怖いゾー」と大はしゃぎしていました。かわいいチビッ子オニとあって、豆をあてつけられてイタイヨ~と泣きベソをかく子もみられました。
 また、保母さんが大きな赤オニ、青オニに成り変ると、いっせいに大声で「オニはそとフクはうち」と豆の雨をふらせていました。なかには「ア~アもったいない」と落ちた豆を拾ってくちの中に「フワはくち」といいたげなチビッ子もみられました。また、小さな幼児のなかには、初めて目にする異様な姿の青オニ、赤オニにびっくりぎょう天し、保母さんにすがりついて泣きだすチビッ子たちもみられました。

※写真「オニはそとフクはうち節分を楽しむ保育園児」は原本参照

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