暮らしの中の火災原因くれぐれもご用心を
「毎日が防火デーです、ボクの家」-。を統一標話に去る二月二八日から三月十三日まで「春の火災予防運動」が全国一斉に実施されました。この時季は、一年のなかで最も火気との係わりが深く、しかも空気が乾燥しているとあって、火事の多い季節だといわれています。村消防本部では期間中、村民ひとりひとりが火災予防に心がけるよう街頭パレードで喚起いたしました。
すべてを灰と化してしまう火災。この原因のほとんどは、ちょっとした不注意によるものです。いうならば、日々の生活の中に「出火原因」となるものが無数にころがっているといえましょう。たとえば、お風呂の消し忘れ、こたつやアイロン、ドライヤーなど電気器具のつけっぱなし、たばこ火の不始末、石油ストーブを点火したままの給油、スプレーやベンジンなどの火気への接近など数えあげたらきりがないほど多いものです。
とくに、いたずら盛りの幼い子供のいる家庭では「火あそび」には充分に注意をしなければなりません。お母さんが家事に追われている時など、手みじかにマッチやライターが置いてあると、子供は”つい”……。考えただけでヅッとしますネ。火の元になるのは普段から子供の手の届くところには絶対に置かないよう、注意をいたしましょう。