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1982年4月発行 広報よみたん / 9頁

第2回読谷アンダパンダン展募集要項

第2回読谷アンダパンダン展募集要項
(主旨)
 芸術、それはより豊かに生きようとする人間的な胎動であり、その活動の足跡が文化となるのではないだろうか。
 人間は美を希求し創造していく本能的なものを持っており、今回の読谷アンデパンダン展はその内発的エネルギーを掘り興していくことがねらいである。
 生活の中に文化、芸術を語り合い、生活の中で新しい文化、芸術をつくりだしていくことが本村のめざす「人間性豊かな環境・文化村」づくりの内実であり、村民の生活文化を一層深めていくとともに地域ぐるみによる文化運動の出発としたい。
1.会期 昭和57年5月13日(木)~20日(木)8日間
2.会場 読谷村総合福祉センター(ホール)
3.出品資格(イ)年令16才以上
     (ロ)本村に在住する者、本村に在職する者、本村出身者のいずれかに該当する者。
4.出展部門 絵画/彫刻/陶芸/織物/書道/写真
5.受付場所 読谷村中央公民館(TEし58-3113・2142)
6.受付日時 昭和57年5月1日~5月10日午前10時~午後5時まで、但し(日曜日・祭日)を除く、土曜日は午前12時までとする。
7.応募規定(イ)作品はこの1年以内に製作したもので、但し、一人3点以内。
     (ロ)応募用紙は作品搬入時に中央公民館で指定の用紙に記入の事。
     (ハ)作品出品にあたって、特に絵画・書道写真等については額装・軸装・パネル張り等をして出品のこと。
     *規格
    絵画 水彩4ツ切以上、油彩10号以上
    写真 半切以上、組写真の場合1枚のサイズは四切以上
     (ニ)題材各作品ともテーマは自由
     (ホ)応募作品は、展示会終了後1週間以内に中央公民館で受取ること。(都合で期限内に受け取れない場合はお電話下さい。)
※アンデパンダン展
 フランスのパリで起った芸術運動で、アカデミズムの保守性をきらう青年たちによって1884年5月パリで無審査、無表彰の展覧会が開催された。アンデパンダンは「独立の束縛されない」の意味をもつここでスーラ、セザンヌ、ボナール、マチス、ピカソなどのすぐれた画家たちが活躍し、新しい芸術運動の展開を促したものとして、同展の功績は高く評価されている。

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