読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1982年5月発行 広報よみたん / 9頁

沖縄県の祖国復帰 あれから10年たちました 村政に顧みる復帰10年

〔265号2~8ページの続き〕

 山内徳信氏二期連続無投票当選果たす-任期満了に伴う村長選挙が告示され山内徳信氏以外に立候補者がなく、氏が二期連続無投票当選を決めました。山内村長は平和憲法に基づき、平和主義、民主々義、基本的人権を尊重し「人間性豊かな環境・文化村」づくりをめざし村政を進めています。
 お~壮健な赤ちゃんですね-一段と充実した乳幼児及び成人者の保健衛生。ころばぬ先のつえ、予防第一です。村民の健康管理は万全に進められてきました。
 壮健なからだづくり-すこやかに育ってほしいとの願いは万国共通です。復帰後、村民あるけあるけ運動が催され、老若問わず毎回にぎわいを増しています。
 21世紀の主役たちの訪問にニッコリ笑む山内徳信村長-こどものための児童手当は昭和四七年に制度化され、健やかに育まれるこどもたちから喜ばれています。時に、かわいい園児たちが山内村長を訪問し「どうもありがとう」と。たまらず山内村長はニコッと笑む。
 三たび紫紺の大優勝旗本村に-村内のソフトボール水準は全国でもトップレベルです。中学校では読中古中が九州制覇するなどソフトボールブームを呼んだ。
 おめでとう二〇歳-この十年間で五、一六一名の若人が大人の仲間入りをいたしました。村では希望に満ちあふれる若人たちを祝う成人式を毎年催し成人者を激励しています。山内村長は成人者ひとりひとりに声をかけ、なごやかムードの成人式は恒例の行事になっています。
 故・比嘉秀平氏元行政主席の銅像を建立-生誕の地・字大木徳武者宮の前に建立されました。氏は沖縄の最も苦難に満ちた時代の行政の最高責任者としてご活躍なされました。
 老人ゲートホール-爆発的なブームを呼ぶゲートボールは村内各字の老人クラブでもブームを巻き起こしました。ステックを振りまわす老人たちは若々しく長寿の秘訣ナリと、若さを保のに最高のスポーツだと衰えをみせない。

※写真「山内徳信氏を再び村長に再選(昭53年7月)」、「テクテクあるけあるけ運動」、「「良いお嫁さんになれよ」「ハイ!」なごやかなムードの成人式」、「故・比嘉秀平初代主席の銅像建立(昭56年10月)」、「元気な赤ちゃんですね」、「かわいい園児たちの訪問に笑声で対応する山内徳信村長」、「九州を制覇した古堅中ソフトボールナイン(昭52)」、「ゲートボールは老人のスポーツとして人気を呼ぶ」は原本参照

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。