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1982年6月発行 広報よみたん / 2頁

核兵器の廃絶を訴える「非核宣言」を決議 飲酒運転追放 夜あそび防止に関する宣言決議も同時に-第一〇七回村議会定例会- 非核宣言

核兵器の廃絶を訴える「非核宣言」を決議 飲酒運転追放 夜あそび防止に関する宣言決議も同時に-第一〇七回村議会定例会-
 本村議会(伊波栄徳議長)の一〇七回村議会定例会は、去る六月一日午前十時から開かれ、六月五日までの五日間の日程で開かれました。
 今議会定例会には、村当局から「読谷村育英会条例の一部を改正する条例について」など五議案のほかに、報告二件、陳情二件、決議三件が提案され、慎重審議のなかで処理されました。
 その結果、原案可決二件、採択一件、不採択一件、決議三件を可決成立させ、五日間にわたる会期の全日程を終えました。
 ことに今議会においては、先の第一〇六回議会定例会(三月議会定例会)で「核兵器の全面禁止」を求める意見書を採択したのについで、核兵器の廃絶を訴える「非核宣言」を全会一致で決議し、内閣総理大臣や外務大臣あて送りました。
 一方、時を同じくして国連では、第二回軍縮総会が開かれ「核兵器の廃絶をと」世界の民族が心をひとつにして希求しているさなか、本村議会による「非核宣言」は各方面から注目されました。決議された「非核宣言」の全文は次の通りです。

非核宣言
 今日の世界情勢壱見渡した場合、軍備増強に伴う戦争への危険性が日々高まりつつあります。
 ことに去る第二次大戦において原爆の被害を被った我が国は世界でも唯一の被爆国であり”核”の恐ろしさを身をもって体験している国民として核の廃絶を願う気持は切なるものがあります。
 しかるに国際環境は年々”核”は増える傾向にあり、誠に憂慮に耐えません。第二次大戦において戦場となった我が沖縄県は、ことのほか戦争を拒否する思想を一層強固にしていかなければなりません。
 あの恐ろしい”核兵器”の破壊力を思うとき、一日も早く核兵器がこの地上からなくなる日を願うと共に、折りから開かれている国連の第二回軍縮総会において核廃絶への方向が一段と前進することを心から希望するものです。
 我が読谷村民も、この時期に世界の平和を願う諸国民と共に核廃絶への決意を固め、ここに声を大にして非核宣言を行うものです。
 右決議する
  昭和五七年六月五日 沖縄県読谷村議会
 なお、今議会では非核宣言のほかに「飲酒運転」「夜あそび防止」に関する宣言決議も同時に決議されました。

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