知っておきたい=応急手当=
①意識がないとき
意識がなくなると、舌の根元がのどの奥へ落ち込み空気の通り道がふさがってしまいます。あお向けに寝かせ、頭をそらせてのどを真っすぐにしましょう。これを「気道確保」といいます。
②呼吸のないとき
人口呼吸をします。この場合にもまず「気道確保」を行います。
③呼吸も脈もないとき
人口呼吸と心臓マッサージを同時に行います。
④出血が多いとき
傷口をガーゼやハンカチで強く押さえます。
それでも出血が止まらないときは、傷口と心臓の間で脈の感じる個所を指や「止血帯」などで圧迫します。
一時間以上止血しておくと危険なので、早めに医師の診断を受けましょう。