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1982年6月発行 広報よみたん / 6頁

「読谷村役場」の表札を書き替え掲示

「読谷村役場」の表札を書き替え掲示
 沖縄の祖国復帰十年目の五月十五日「読谷村役場」の表札が新しく書き替えられ、山内徳信村表、安田慶造助役、池原恒徳収入役の村三役によって掲示されました。新しい表札は、長い年輪が刻み込まれた「くすのき」材で、たて129cm、よこ27㎝、厚さ5㎝。題字は山内徳信村長が復帰十年を節目に、さらに「躍進よみたん」を祈念し、自筆を振って書いたものです。
 新しい表札は、役場全職員が見守るなかで、復帰十年を見届けてきたこれまでの表札と掲示替えされ、見守る全職員から万雷な拍手を受けました。一方、これまでの表札は、外国材とあって傷みが深く、長い雨風に耐えながらも、十年という歴史の重みを見届けたあと、新しい表札にバトンタッチされ、歴史の証人として、役場の蔵で深い眠りにつきました。

※写真「山内徳信村長三役によって新しく表札を掲示」は原本参照

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