読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1982年6月発行 広報よみたん / 9頁

役場職員が奉仕作業 ガジュマル110本植樹村運動広場周辺に

役場職員が奉仕作業 ガジュマル110本植樹 村運動広場周辺に
 緑うるわしい村運動広場を夢見、去る五月二十一日午後一時から村運動広場周囲にガジュマルのさし木苗一一〇本を植栽し、緑少ない村運動広場にあって、新緑の芽吹きは、ひときわ村民の心をなごませています。
 植栽されたガジュマルは県が提唱する「緑の羽根共同募金運動」の還付金によって購入され、緑の月間にちなんで植栽されたものです。樹径最大十五センチ、樹高一メートルのガジュマル苗木は一本三五〇〇円と高価なもの。植栽には七〇余名の役場職員が作業服に身を固め、手に手にスコップを持って奉仕作業、五メートル間隔の植え込み穴に手際よくサッサッと植え込み、さわやかな汗を流していました。
 村運動広場の位置する読谷補助飛行場地域は「読谷サバク」と称されるほど樹木の少ない地域です。昭和五三年運動広場造成を期に、緑の植栽は着々と進み、今ではガジュマルをはじめ、デイゴ、木麻黄、ヤシ類などの樹木がしっかりと大地に根付き、新芽を吹き出しています。

※写真「緑の園にと村運動広場周囲に植樹する村役場職員」は原本参照

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