十代・二輪車・スピードオーバー 死神を招く暴走行為は止めよう-夏の交通安全県民運動-
「交通安全は家庭から・しつけから」-をスローガンに県民総ぐるみの”夏の交通安全県民運動”が去る七月二〇日から三〇日までの十一日間、県下いっせいに行われました。
これに先だち、読谷村交通安全推進協議会では七月十六日午後三時から村総合福祉センターにおいて、読谷村夏の交通安全推進協議会を開き「夏の交通安全運動の実施要綱」について協議をいたしました。
夏の交通安全運動は「今年に入ってからの交通事故の発生は著しいものがあり、特に二輪車による若年層の死亡事故発生率は全国平均の四倍という激増ぶり。こうしたなかで『交通安全は家庭から・しつけから』をスローガンに、若年層はもちろん、すべての人々に交通安全思想、交通道徳を普及徹底し、正しい交通ルールとマナーを習慣づけることにより、交通事故防止の徹底を図る。」という目的で実施されたもの。ことに本村において、七月十五日に起きた二輪車による交通事故は、一瞬にして二名の高校生の尊い生命を失なうという、いたましい事故に村民は大きなショックを受けました。こうした記憶のさめやらぬさなかでの取り組みだけに、村交通安全推進協議会は、より強固な運動の展開を位置づける話し合いが行われました。
そのなかで、運動の具体的な取り組みとして(一)、二輪車による暴走行為の徹底排除。(二)、過労、飲酒、速度超過、無免許運転による交通事故防止。(三)、子どもと老人の交通事故防止。なかでも夏休み期間中の児童生徒の飛び出し事故、路上遊戯、自転車による交通事故の防止、などに重点的な交通安全指導が行われました。
※写真「むごい!交通安全はあなたの心がけひとつです」は原本参照