わ~い!ボクたちの公園ダ!楚辺に七番目の児童公園
本村で七番目の本格的な児童公園が楚辺地内に開園いたしました。児童公園はもっぱら児童たちの利用に供するための公園で、一ケ所当たりの標準面積は○・二五㎞とミニ公園です。だが遊び場にめぐまれない子どもたちにとっては、児童公園は格好の憩いの広場になって人気を呼んでいます。
楚辺地内の児童公園は区民運動広場に隣接し、浜辺に面した景勝地にあって、面積は約五六〇坪です。昭和五七年度事業で造成され、園路広場をタイル、カラーモルタル舗装で整備し、保養施設としてベンチ、シェルター、パーゴラを配置しています。また、遊具としてツイツイブランコ、スベリ台、スプリングパット、カトレヤフラミングなどを配置した、子どもたちにとっては夢の楽園になっています。
海辺に面した児童公園とあって緑が少ないなかで、園内にはガジマル、カイズカイブキなど二〇種近い樹木が植えられ、数年後には緑に囲まれた児童公園になろうというものです。
楚辺児童公園は総事業費六千一百四十一万四千円を投じて造成されました。うち三千八百八万二千円は国庫補助、二千三百三十三万二千円は村負担で工事は進められました。公園の設計は沖縄サングリーン(金沢親史代表)、工事施工は仲宗根産業(仲宗根正喜代表)が請負、二月末日に竣工いたしました。
児童公園の完成を待ちかねた子どもたちは、竣工と同時に公園内で思いきり遊びにふけています。時にはおじいちゃん、おばあちゃんと連れ立って、またお父さんとボール遊びする光景もみられるなど「やっと子供たちの憩いの広場ができた」と区民からよろこばれています。村では「みんなで公園の施設を大切にし、子どもたちに夢を」と呼びかけています。
※写真「海辺に面し景勝の地に造成された楚辺児童公園」は原本参照