好評!子供健康相談コーナー　毎月第三火曜日開設
　今年度(四月)からスタートした保健衛生課の「こども相談コーナー」は利用者から大変好評を呼んでいます。相談コーナーは、毎月第三火曜日の午後一時から三時まで開設しています。相談には乳児一般健康診査・乳児相談・一歳半健診・三歳児健診などで精神の発達、運動の発達・視聴覚の機能発達など、心身の発育状況の継続指導を要する子供のために、門戸を大きく広げ心身の強い子供に育ってほしいと願い、今年度からスタートした新しい事業のひとつです。
　子供相談日には、駐在保健婦も積極的に協力し「子供の体の異常」「育児上で困ったこと」など、いろいろな相談を受けており、健やかに育ってほしいと願う親たちはすっかり安心、大きな期待を寄せています。
　一方、駐在保健婦による「健康相談」も毎日開設され好評です。役場には二人の駐在保健婦と新規採用された村保健婦が村民の健康相談に東奔西走し活躍しています。保健婦さんによる相談は、乳児から成人・精神・母性など相談も多岐にわたり、相談コーナーの意義は大きく、村民福祉の向上にも大きく貢献しています。
　駐在保健婦がまとめた昨年の来所相談状況によると、成人・精神・母性・結核相談を中心に一六七件の相談を受けつけました。なかでも成人者の健康相談は、全体の三分の一を占め、健康管理について保健婦のアドバイスを求めました。
　しかし、村民のなかには各種保健相談について知られてない面も多く、保健事業の制度をよく知ってほしいと、保健婦さんは話していました。なかでも、母子保健の制度を知らずに、その恩典を受けてない村民が多いといわれ、積極的に保健婦の「健康相談」を利用してほしいと呼びかけていました。

人間の子は人間の乳で育てる
母乳のよいところ
●自然食で新鮮適温で消化吸収がよい。
●アレルギーをおこさない。
●特に初乳には免疫があり病気への抵抗力ができ丈夫な赤ちゃんになる。
●肌のふれあいで親子の結びつきや精神的な安定をもつようになる。
●調乳の手間がかからず経済的である。魅力的な容器にはいっている。
●母乳を与えることによって子宮の収縮を促し、産後の母体の回復が早い。
母乳をだす努力をいたしましょう
●栄養価が高く水分の多いものを量もたっぷり食べる。
●はじめ出なくてもあきらめずに吸わせる。
●精神を安定させる。(家族の円満が最も効果的な精神安定剤)

※写真「好評です子供健康相談コーナー」は原本参照