準備運動5分泳ぎは1回15分 水泳の注意キーポイント
夏休みが始まると、待ちかねていたように泳ぎに夢中になり、夏休みも後半になってドッと疲れが出て、そのまま二学期を迎える一このようなお子さんをよく見かけます。長い夏休みのペース配分をよく考えた上で計画をたて、無理のない水泳を楽しむように心がけましょう。
泳ぐ前
▼食後すぐ泳ぐのは体によくありません。少なくとも、二時間くらいたってから泳いでください。
▼女の子の場合、水着はできれば競泳用のものをおすすめします。ヒラヒラのついた水着は、思わぬところにひっかけたりするので危険です。
▼泳ぐ前にシャワーを頭からたっぷりあび、冷たい水に皮ふをならしてください。
▼準備運動には、少なくても五分はかけて、手足の筋肉や関節を柔らかくしてから泳ぎましょう。
▼小学生の場合、一回の泳ぐ時間は十五~二十分間くらいが限度。くちびるがまつ青になるまで泳いでいる子がいますが、これは要注意。
▼同じプールの中でも場所によって深さの違う場合があります。プールの水深を調べ、胸あたりの深さで泳ぐようにしましよう。
▼水泳中に手足のけいれんを起こした場合、こどもを水から引き上げ、ゆっくり時間をかけてマッサージしてください。
海水浴に行くとき
▼海水浴の前日は、こどもたちは興奮してなかなか眼らないものです。睡眼不足にならないよう気をつけてください。
▼日帰りで海水浴に出かける場合など、朝が早いと、朝食も食べずに出かけることがありますが、体によくありません。早目に起きて、朝食をキチンと食べてから出かけましょう。
▼最初は、いきなり飛び込んだりしないで、脚、手、体と徐々に水に入りましょう。
▼楽しさのあまり、時間を忘れて泳ぎに夢中になってしまいがちですが、十五~二十分をメドに海から上がり、ゆっくり休みながら海水浴を楽しみましょう。