15年間で一斗カン1杯分献血 福地さん金色有功賞に輝く
献血思想を周知徹底させ、献血運動をさらに推進するための、第十九回献血運動推進全国大会が去る七月十三日、那覇市民会館で開かれましたが、大会の席上、渡ケ次出身の福地■明さん(比謝三七八-六番地)に、日本赤十字社から「金色有功賞」が贈られました。金色有功賞は、五〇回以上献血された方に授けるもので、福地さんはこれまでに五十八回の献血を行い、晴れの金色有功賞に輝いたものです。
福地さんは、大学在学当時なにげなく献血したことが、献血との出合だという。以来今日まで十五ケ年に、五十八回の献血を記録し、前人未踏の記録を、なお更新中です。献血量は、一回当り二百ミリ(時に四百ミリも)、総量一万ミリを軽く越し、一斗カン一杯分に相当する献血を行ったことになり、並の人には到底、真似できない福地さんの献血思想に、日本赤十字社は深く感謝しています。
献血は二ケ月に一回の割合いで行っているという。外勤(大和コンクリート)することが多いため、出張先で献血車とハチ合わせすることが多く「献血車をみるとオレの血が騒ぐ」と冗談を飛ばしながら、そのまま献血車に乗り込むほどの献血思想の高い福地さんです。
※写真「健康な体でこれからも献血を続けたいと語る福地さん一家」は原本参照